602: おさかなくわえた名無しさん 2014/10/19(日) 09:28:45.26 ID:Va1Wd18G6
武勇伝というよりおせっかい、あと俺が活躍したわけじゃないけど。

とある寒い日、コワモテな友人(泉谷しげる似なので以下シゲルで)と電車に乗ったんだけど、電車の中でたぶん中学一年くらいのグループが騒いでたのね。

その中にかなり短い坊主頭の子がいて、その子が何か喋ろうとするたびに「うるせーよハゲ」「黙ってろハゲ」って周りが遮るんだよ。

その内ちょっとエスカレートして軽く叩かれたりするようになってきたんだけど事なかれ主義な俺は「まぁそういうポジションな子なんだろうな」と止めるわけでもなく経過を眺めてたんだけどさ、
突然シゲルが「あ?何おまえら本当のハゲ舐めてんの?」と低くよく通る声で言い放ち、ニット帽をとった。



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本当のハゲを見たからと言うよりはコワモテのシゲルに絡まれたからだろう、すっかり子供たちはおとなしくなった。よく見ると坊主の子は泣いていた。内心やはりハゲといわれるのはキツかったんだろう。

子供たちがおとなしくなったのを確認したシゲルはそれ以上何も言わず、ニット帽を元に戻した。シゲルはハゲを晒すことにより一時的な事かもしれないが少年を救った訳だ。

その後車内は微妙な空気に包まれたがそれも数分もすれば何事もなかったかのように元に戻った。

そんな中電車内でハゲを晒された俺はひとりさめざめと泣いていた。

引用元: 胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(128)