615: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 05:50:35.88 ID:GsZV7/lG.net
生活板にこんなスレあるんですね。では私の持ちネタを。スーっとするかは分かりませんが。
私には私などにはもったいないぐらいの彼女がいました。彼女をきな子(仮名)とします。
が、そんなきな子の欠点の1つとして、男の趣味が悪いことが挙げられます。
元カレの話を聞くと、浮気に走ったり、マザコンだったり、モラハラだったり。
それもそれぞれ別の人物だというから怖い話です。
その中のモラハラがきな子にロミオをしてくるという愚痴を聞いたのが事の発端でした。
私は大変だね、と述べるに留まっていたのですが、次第にその行為はエスカレート。
ついにはきな子の実家までやってきたと聞いて、これはストーカーに発展する日は近いと。
きな子に決して一人で出歩かないようにと、言っていた矢先の事でした。
きな子を私の部屋に上げたまま、ちょっとコンビニに向かったのです。
コンド一厶の残りが少ないことに気がついたのでね。
で、これは油断していた私も悪いのですが、鍵をかけるのを失念していたのですよ。
私がレジで会計をしている時に、携帯が鳴りました。みると、きな子から。
なにか他に買うものでもあったかとのんきに携帯にでると「すぐきて!」とだけ。
その後すごい音がして、きな子の怒鳴り声が聞こえてきました。
これはいかん!と会計途中の商品を置き去りにして、ダッシュで家へ戻ったのです。



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616: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 05:56:29.60 ID:GsZV7/lG.net
慌ててドアを開けると、そこには縦も横も大きな大男が私の部屋を物色していました。
私は170センチそこらの体格で、しかもあまり幅はない。
しかし大男は180をゆうに超える身長と目測100キロ近い身体を持ち合わせていました。
勝てない、と本能的に一瞬で判断を下した私は、逃げる算段をしながら靴のまま部屋に上がり
「あなたはどなたですか?」と声をかけました。
私のアパートは1Kだったのですが、台所とトイレは廊下に面しており、
男は窓際の私の小物入れを漁っていたのです。
後で聞きましたが、大男はこの時トイレの鍵を開けるための小銭などの金具を探していたそうです。
トイレから私を呼ぶ声が聞こえました。
中にきな子がいることが分かりました、ならばそれよりも前に行かなければならないと。
きな子と大男を最低でも分断しなければ、そう思いリビングへ向かいました。
すると、大男が立ち上がり、こちらに近づいてきました。
「お前か!お前がきな子の!」と唸っていました。
私は彼の刹気を感じました。目がおかしいのです。
やられる!ととっさに判断した私は、廊下とリビングを仕切る扉を閉めました。
大男は当然それを開けようとします。
私はそれを遅滞しながら、トイレの中のきな子に「警察だ!」と叫びました。
大男は力が強く、ジリジリとドアが開いていきます。
617: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 05:57:40.07 ID:GsZV7/lG.net
その時、私はそこが台所であることを思い出しました。
まず、ドアを抑える力を一瞬緩め、大男との力の均衡をわざと崩しました。
次の一瞬でドアを足の裏で思い切りケり飛ばしました。靴を履いていたから出来たことです。
大男が少し怯みました。その隙にドアから離れ、私は台所にあった包丁を抜きました。
そしてドアを開けた大男に見せつけました。包丁を持った、私の構えを。
左腕を立てて盾とし、身体を開き、右手で包丁を腰の高さに構えた、格闘の構えです。
私は前職で、刃物での人の刹し方を教わっていました。
正中線への刺突、もしくは頸動脈への斬打撃を頭の中で反復しながら、大男を睨みつけました。
先程まで負ける思っていましたが、包丁を手にした時点で私は勝利を確信しました。
その勝利確定の余裕を大男が感じ取ったか、構えを見て怯んだか。
大男の動きが止まりました。
私が少しずつ間合いを詰めると、大男はジリジリと後退していきます。
大男がリビングに入った段階で、完全に勝負は決しました。
私は大男に小声で言い放ちました。「座れ。」と。大男は正座しました。
618: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 05:58:49.48 ID:GsZV7/lG.net
そのまま、大男が正座したまま、静かに時間が過ぎ、警官が来ました。
トイレから出てきたきな子の証言によって大男は警官に連行されていきました。
警官には大目玉を食らいました。
大男はきな子の父と大男の両親との間での話し合いによって、
きな子に二度と近付かないということとお金を頂くことで話がまとまりました。
私は手緩いと思ったのですが、大男は私に刹される恐怖を味わった事がトラウマになり、
言われなくてももう関わりたくないと泣き声を漏らしていたということでそれで済みました。
私もきな子の父を通してお金を頂き、そのお金で彼女と同棲する新しいアパートを契約しました。
この一件によってきな子の父に気に入られてしまいました。
何かあった時に娘を守れる男だ!ということだそうです。
それが幸いしきな子との結婚もすんなり認めてもらえたので、少しモラハラ大男に感謝しています。
ちなみに翌日コンビニに行ったところ、コンド一厶とお釣りはちゃんと渡してくれました。

今思えば包丁はなまくらだったので、実際には勝てるかどうかわからないんですけどね。
以上、私の武勇伝でした。

引用元: 胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(136)