146: 名無しさん@おーぷん 2014/10/17(金)20:57:25 ID:KHxfxXg51
旦那には兄がいた。一卵性双生児だったから外見は本当によく似ていたらしい。
私は旦那と旦那兄の一学年下で幼なじみという立場でした。
旦那兄弟が9歳、私が8歳の頃に旦那兄が飲酒運転に巻き込まれてタヒんだ。
本当に突然だったから旦那一家も仲良くしていた私一家も呆然。

旦那はしばらく旦那兄のタヒを受け入れられず、今までの温厚な性格が一変、凄まじい問題児へと進化。
学校の先生や旦那両親を困らせた問題行動というのが、蘇生儀式だった。
あらゆるところからタヒ者を蘇らせる情報を集め、私や旦那友人を集めて実行。
火を使用したりしたから、危うく火事になる事もあって大変だった。
両親が叱ってもどこ吹く風で、絶対に旦那兄を生き返らせるんだと振り払ってた。
もう病的ていうか狂ってるというか・・・今思えばそう感じるんだけど、当時8歳の私は、きっと旦那の儀式は成功して旦那兄は帰ってくると信じてた。



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147: 名無しさん@おーぷん 2014/10/17(金)21:15:21 ID:KHxfxXg51
旦那が最後にやらかしたのは
小動物を依代にしてタヒ者の魂を呼び戻すというもの。
さすがに生き物の命を使うのは嫌で、他の方法を探そうと説得したんだけど、旦那は泣きながら、もうこれしか方法は無いんだよ!最後の頼みの綱なんだよ!と訴えてきた。
私は怯んでしまい、旦那に付き従う。

そのときに現れたのが、やけに白い外国人の男性だった。
髪も肌も白くて天使だと思った。
アルビノ人間を想像してもらうとわかりやすいかもしれない。
夕日が外国人の後光みたいになってて、余計に天使とか神っぽさが際立ってた。
その外国人が、何をするつもりだと声をかけてきた。
旦那が儀式の内容を説明。すると外国人が般若のような顔で、
「馬鹿野郎!タヒんだ人間は生き返らん!この世とあの世の絶対の掟なんだよ!タヒ者はな、遺族にいつまでもタヒを受け入れられずにいると、その念に縛られていつまでたっても成仏できない。
ずっとさ迷い続けて悪霊化するぞ。あんたは兄思いの良い子だ。兄の為を思うならタヒを受け入れ、安らかに眠れるように祈ってやれ。」
と言って去っていった。
旦那はその場でわんわん泣いた。私も泣いた。

それからの旦那は問題行動を起こさなくなった。毎日仏壇の前で線香をあげ、拝むようになった。
旦那が26、私が25のときに結婚しました。旦那と二人で散歩してたら、あの外国人を見かけた。
まったく年をとってないように見えたので驚きつつも彼に声をかけようとしたら、いなくなってた。
さっきまでそこにいたのに。今でも旦那とよく話にあがるが、あの外国人は本当に天使だったんじゃないかと思ってる。

引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その4