573: 名無し 2016/10/13(木)13:54:53 ID:Dga
子どもの頃、一部の児童を中心に「誰かをいじめること」が流行った。女子は無視や聞こえるギリギリのかげ口、男子はものを隠したり壊したり。
私はそいつらに属するのが嫌で、むしろ靴に足もいだカマドウマを入れられたクラスメイトをかばったりしてた。

それが気に入らなかったのか、ターゲットが私に向いた。




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ある日、プール授業の後に筆箱がなくなった。カバンや机、ロッカーの中、ゴミ箱など、思い当たるところのどこにもなかった。
先生に聞いても、落し物の届けもなかった。

ヤツらは、探す私の姿を見て、楽しむってことはわかっていたので、ある程度探したら、とりあえずもう探すのをやめた。鉛筆は借りられるし。その筆箱は古いものだが、好きなキャラクターが描かれていて、姉から無理くりおさがりしてもらったお気に入りだったから、本当は必タヒだった。
放課後になり、ヤツらは絡んできた。
「カンペン(缶タイプの筆箱)なかったら困るだろ〜。ちゃんと捜せよ〜」って感じ。なぜ私の筆箱がカンペンだと知ってるのか。
バス通学の私はバス時間まで学校で過ごしているので、「先に帰ろよ。それから探すよ」と思いつつ、無視してた。

「ちゃんと探したのか〜?変わったところにあるかもよ〜」と、ヤツらの1人が自分のプールバッグをポンポンと叩いた。
「?!」と思い、私は自分のプールバッグを開けたが濡れた水着一式とバスタオルしかない。

それを見ていた、私の隣の席のヤツがおもむろに自分のプールバッグをあけた。
そこには濡れた海パンに包まれた私のカンペンが!
ショックで悲しくなる私。ヤバイ、泣くかも!と思った瞬間、

「なんでダヨォォォ!!」と、隣の席のヤツが号泣した。

オンオンと泣く隣の席のヤツに対して、オロオロとするいじめっ子。
私は「お前が泣くのかよ!」と心のなかでツッコミつつ、
「泣くなよ〜筆箱あってよかったよ〜ありがとうね〜」
などと、必タヒになってなだめてた。

次の日、私が隣の席のヤツを泣かしたことになってた。
しばらくのちに私のカンペンは錆びてきた。
二重の衝撃だった。

引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その15

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