suwarikomi

1: キチママ 2014-07-24 11:42:18
小さい頃、近所に神社くらいの敷地に住む身寄りのない資産家のおばあちゃんがいた。

なんでも、大昔に近くの川が決壊したときに財産のほとんどを地域の復旧に使った家なんだとか・・・。
それでお金は持っておらず、他にも土地は持ってるけど税金分しか回収してない。
近所の人は新しい人が来るたびにその美談と共に説明してて、私もよくそう聞かされてた。
私が中学のとき、年末に近所の神社におまいりに行く途中でそのおばあちゃんが歩道に座り込んでいるのを見つけた。



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熱があり買い物袋の中身が散乱してたから家まで送ってあげた。
おばあちゃんの家は1LDKほどの小さな家。
でも、家の中はゴミだらけで壁は土壁、隙間風のせいで全く暖まらなかった。

仕方なく親に説明して私の家で一時預かり熱が下がるまで面倒を見た。
おばあちゃんがお礼で10万くらい出してきたから、親と相談して父の知り合いの業者に頼んで断熱材を入れてもらい壁紙をした。
それから、電気毛布とか新しいゴミ箱、まな板、厚手の靴下、暖かい長靴などなど。
お金が欲しくてやったわけじゃないからお礼を全額つぎ込んだ。
数年後、おばあちゃんは病院で友人に見守られながら静かに息を引き取った。
すると、周囲が私にお金がどこにあるの!と、詰め寄ってきたから、ムカついて「おばあちゃんはタンス預金が一番だといっていた」と嘘を言ったら・・・。
近所の半分が居なくなりましたとさ。
めでたし。
めでたし。

引用元:キチネタ募集!
http://kitimonogatari.com/archives/35272781.html


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