yakuzakikku

1: キチママ 2014-11-28 23:42:22
大学2年の時、新古書店でバイトする事になった。俺が入って一週間ぐらい経って、女のバイトも1人入ってきた。名前はA子。俺より1学年下だが、県内でも有名な大学に通ってた。背が低く地味な顔をしていて、仕事には真面目だが無口だった。



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働き始めてから少しして、朝礼で店長が「他の支店で店員の態度が悪いと客からクレームがあった」みたいな話をしたんだが、朝礼後に俺が仕事を始めようとすると、A子が追い付いてきて「俺さんも真面目に働いて下さいね」と言って去って行った。挨拶や仕事の連絡以外で、奴が俺に物を言ったのはそれが最初だった。俺は「?」と思ったが、特に気にしなかった…その時は。
それ以降、奴は事あるごとに俺にチクリチクリと嫌味を言うようになった。俺に仕事の連絡を伝えた後、「返事だけは良いんだから」と聞えよがしに呟いたり、始めたばかりの作業に「いつまでかかってるんですか?」と難癖を付けたり。
それらの事から総合すると、俺は、
・仕事をいい加減に行い、しかも作業中にしょっちゅうふざけている。
・仕事の連絡をしても、返事をするだけで実行しない。
…という風に見えているらしい、奴の目には。俺は理解できなかった。別に真面目ぶるつもりはないが、俺は私語は喋らないし、ふざけながら仕事をできるほどの余裕も持っていない。返事だけで実行しなかった仕事なんて無いし、先輩達にも特に怒られた事は無い。
それに俺の出勤率は奴より高いし、奴だって別に特別仕事が早いわけでもないんだが。なぜそこまで俺を「使えない奴」扱いしたがるのが理解できなかった。バイト先で知り合うまで顔も名前も知らなかったし、奴の大学に知り合いもいないから、恨まれる覚えもない。他の店員にもそんな態度は全く取っていないのに、なぜか俺だけには嫌味を言いまくる。
2: キチママ 2014-11-28 23:43:43
で、ある連休の初日。朝礼が終わった後、例によってA子は通り過ぎざま、「連休は忙しいんだから真面目に働いて下さいよ、俺さんいつも適当なんだから」と言い捨てて行こうとしたが、俺は初めて呼び止めた。「僕がいつ適当にやったって言うんですか?具体例を挙げて下さい」。俺は地声が大きいんで、他の店員も皆振り向いた。
A子は「なんなんですかその態度?」と睨んできたが、俺は今日という今日はケリを付けてやろうと言い続けた。「こっちのセリフです。あなたはいつも僕を『返事するだけでやらない』とか言いますけど、僕がいつ働かなかったというんですか?」
奴「だってそうでしょ?あなた返事だけは良いじゃないですか」→俺「それは『返事をして、やる』って言うんです。『返事はするけどやらない』なんてのは、ただの誹謗中傷ですよ」
奴「店長、聞いての通りです。いつもこうやって口答えばっかりして」→俺「嘘です。あなたに何か言い返したのは今日が初めてですよ。だから僕がいつどうふざけたか具体例を挙げろと言ってるんですよ」
奴「何指図してるんですか?」→俺「挙げられないんですか?やっぱり中傷ですね」
ここで副店長が「A子ちゃんは真面目に仕事してくれるけど、それは俺君も同じだし、仕事の出来もどっちが上ってわけでもないよ。俺君がいつふざけたの?」と言ってくれたが、奴は「皆さんが見てない所でふざけてるんです」と平然とほざく。
俺が「あれ?おかしいですね。あなたと2人っきりで仕事なんてした事ありませんが、あなたはいつ僕がふざけてるのを見たんですか?」と言ったが、まったく怯まず「いつもふざけてるじゃないですか!」。そこで店長が「あとで片方ずつ事情を聞くから」と言ったんで、俺は作業に行こうと背を向けた。
3: キチママ 2014-11-28 23:44:28
すると「バカ、よせ!」という声が聞こえた。なんとA子がセロテープ台を俺の後頭部に投げ付けてきたんだ。俺は反射的に、振り向きざま奴の顔面にヤクザキックを食らわしていた(初代ウルトラマンがダダに食らわしたのとそっくりな構図)。一瞬遅れて頭に痛みが襲ってきたよ。俺はケンカなんて殆どしたことが無いんで、蹴りを出したこと自体偶然なんだが、奴は背が低かったんで見事に顔面に命中、ひっくり返って本棚に頭をぶつけてた。
結論を言うと、なぜ奴が俺にマイナスの感情を抱いていたのかはまったくわからない。その後店長と一対一で話したそうだが、とにかく俺の事を「ふざけている、働かない、返事ばっかだ」と罵り、その癖具体的にいつどうふざけたのかと問われても「皆が見ていない時だ」としか答えない。あまりに話にならないので辞めてもらうという話になったが、奴は「辞めるのはあいつの方だ」と言い張り続けた。そしてクビになってからも店に押しかけ、俺に「私じゃなくお前が辞めろ」と詰め寄り、居合わせた副店長から「通報するぞ!」と怒鳴られたがまったく怯まず、店の外につまみ出されても戻ってくるため、遂に本当に営業妨害で通報された。
結局、俺も居辛くなって辞めたよ。とにかく奴は俺を責める上では「怯む」という事がまったくなかった。仕事には真面目なのになぜ俺に対してはあそこまで支離滅裂だったのか、最後まで他の店員達も首をひねっていたよ。

引用元:キチネタ募集!
http://kitimonogatari.com/archives/35272781.html


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