と言うわけで、ウリのこねたニダ
そのうちの片方のお話。
そいつは、優れた技術を持ってます。
間違いなく、小さなウチの会社(5,6人)でも、トップ10に入る技術を持ったデブなヲタです。
今週の3デーに出てる、某パン漫画のカ2ヲ君の可愛らしさを8割引にして、身長を180cm位にした感じでしょうか。
生活態度や性格も、口を開かなきゃ、会社の片隅に転がしておいても、まぁ、一応問題の無い程度の在っぷりです。
まぁ、きいてください。お願いだからきいてください。
ウリは普段、仕事上でデブヲ君とは絡みません。
ですから、仕事場でアイゴーと言う悲鳴も、聞いているだけの対岸の火でした。
でも、ある年、大きな会社の大きなプロジェクトに紛れ込むことに成功し、ウリの会社でも仕事もらえる事になったニダ。
主担当になったのは、ウリ。初めはウリ一人の予定だったニダ。
でも、デブヲ君も参加させろと魅惑の巨体で社長にせまったらしく、その色香に惑わされた社長がデブヲも担当にしたらしい。
本人曰く「ボクの技術力が必ず役に立ちますよ。(キザ風味に)」
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ウリが別件で出張中、客先の担当者にデブヲ君が足を運んだらしいのですが、”主”担当と自ら名乗ったそうです。
他の会社ではどーかはしりませんが、わが社の”主”と”副”の違いは、会社として窓口になるか成らないという意味でしかありません。
ウリとしては、客先対応と言う仕事が減るので、ありがたい気持ちで一杯です。
ちなみに本人曰く「優れた人材が主導権を持つべきだよ(まじめな口調で)」
さて、主担当が決まったところで、数日後にお仕事の打ち合わせ。
会議室に集まったのは、デブヲ君、ウリ、そして客先の担当者方×3です。
そのうちの一人は、ウリとは以前、違うプロジェクトでお世話になった方でもあります。
事前に客先から貰っていた企画書を元に、ウリは提案仕様書を書いて、打ち合わせに望んだんですが。
デブヲ君、何も持っていません。
ウリの仕様書を当たり前のように取り上げて、眉間にしわを寄せて読み始めました。
もちろん、会議の始まる3日前に読んどいてねと、デジタルデータは渡しずみ。
そして、デブヲ君、開口一番
「キミ(ウリの方を向いて)、仕様書の書き方が成ってないな。基本から勉強したらどうだ?」
上流から下流へという区分ですが、ここでデブヲ君が大きな声で
「ボクが一番上流をやります!」
みなさまお察しの通り、上流、下流と言う表現を使いますが、もちろん上流が優れているわけではありません。
開発プロジェクトにも寄りますが、今回は上流は、いうなれば舞台そのものを指し、下流は舞台の制御装置を指します。
上流にはセンスが求められ、下流には技術力を求められます。
技術者の多くは、技術はあってもセンスには自信が有りません。
今回のプロジェクトに参加したメンバーも、”全員”センスは高くありません。
ウリの提案書には、プロのデザイナーへ発注する予定に成っています。
その候補者も、趣味と実力を見て数名選んでありました。
ですから、最初に「最上流=グラフィック関連」を名乗った彼に、客先の人は思わず「おぉ〜」と感嘆の声を漏らしました。
ウリは最も下流を、客先の知り合いと二人で担当することになりました。
会議を終わったデブヲ君は、ホルホルしています。
本人曰く「もっとも技術力のある人が、最も難しい場所を担当するのは当然だね」
そしてプロジェクトは進み。
中間発表。すなわち客先への立会いがありました。
ウリは元々、客先の人と進めているので、立会いの必要はありません。
すなわち、デブヲ君のぐらふぃかるゆぅざぁいんたぁふぇすの確認です。
約3か月の間、彼とは連絡を取っていませんでした。
ウリは客先にカンズメ状態でしたから。
さて出てきたモノに、客先担当者は驚愕を禁じえませんデシタ。
まぁ、そりゃぁびっくりするでしょう。
パト霊バーのアルフォンス(AV98)が出てくるかと思えば、出てきたのがバルカン3OOなら。
一応、要求仕様どおりの”動き”は、してくれました。
でも、重要なのは外見です。動かすだけなら、一年目のぺーぺーでも出来ます。
ご満悦の彼曰く
「動きは完璧です。すごいでしょう。」
グラフィックについて突っ込むと急に不機嫌になり
「これは骨組みです。絵的な部分は今からです。」
<丶`∀´>素晴らしいニダ(自画自賛)
最終クライアント(お金を出してくれる、本当の意味でのお客様)向けの立会いが行われました。
逆に物が動きだして、クライアント様を轢きかけたりと、微笑ましいバグは多少ありましたが、概ね御満足いただけました。
最もクライアント様に近くに接する、グラフィックは特に評判が良かったのが、嬉しい誤算でした。
その場にデブヲ君の姿はありません。
・・・デブヲ君は、あれから作業を進めていました。
が、ウリたちも最終的な動きを確認するため、デブヲ君の担当する部分が必要でした。
見た目はともかく、動作確認をするのには充分な動きをしていたので、デブヲ君に要求しました。
でも、なかなか渡してくれません。
しかも、客先の上司が見たいというので、急遽グラフィックの部分が必要になりました。
やむを得ず、客先の担当者が、デブヲ君がかけた時間の約10分の1で動く部分だけ作り、デザイナーの人に、無理を言って、簡単な部分だけ緊急手配してもらいました。
なんとか事なきを得ました。
そして、クライアント向けの立会いにも時間がせまってきた頃に、ようやくデブヲ君から完成版というソフトをもらえました。
なんと、中間発表時のソフトと、まったく同じバルカン3OOでした・・・
問い詰めると、中間発表で見せてくれたのは、そういう風に見せかけていたハリボテソフトだったというのです。
デザイナーの人に頭を下げ、なんとかクライアントの立会いの前日に全てが揃ったという分けです。
客先の担当者が作ったソフトを見て。
「なんで、こんなものがあるのに、くれないんだ!」
その後
「初めから俺を追い出すつもりだったんだ!」
そして
「これは差別だ!」
と、本物の弁護士に駆け込んで
「まぁ、止めとけ」と諭された後、会社を退社。
わが社としては、私の分だけしか支払ってもらえず。
デブヲ君の謎の残業手当て等で、損害の方が大きかったそうです。
そのため、退職金は出したくなかったらしいのですが、
裁判やったら負けるかもという話になり、退職金をだしたそうです。
金額書いたら、絶対ディスプレイをなぐりたくなります。
皆様がディスプレイを守るため、その発表は控えさせていただきます。
・・・いやまさか、3Mも出すとは・・・
会社を勝手に辞めてそんな・・・
ヾ( ゚д゚)ノ゛ハァァァァァ・・・・・・・!?
趣味に走ったわけじゃなくて
パトレイバーのようなかっこいいのを想像してたら、
バルカン300が出てきたと言う比喩です。
これだから朝鮮人がのさばるわけだ。
査問委員会でも設けて吊し上げてやらないと・・・。
年齢や勤続年数わからないけど、退職金3Mとは、豪勢な会社に
勤めてるんですね・・・
基準があっても、普通は「○○ヶ月分を支給する事ができる」
とかかれているはずだから、減額叶なんだけどね・・・・
減額はしたらしいですよ。
色々ナナメ上があって、決まったらしいです
引用元: ・韓国人と一緒に仕事して困ったこと 94
この記事へのコメント
2016年09月11日 21:25
其れなら額としては相場だな
2016年09月11日 22:37
残りが頭に入ってこない
キチママ 2016年09月12日 01:02
名無しのアラフィフ 2016年09月12日 09:00
上流工程は、センスも問われるし、技術もある程度知ってないとダメだし、顧客対応も必要だし、非常に大変(自分は、元・下流工程担当のSEだった)
2016年09月15日 11:21