- 953: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)08:53:02 ID:dMG
- 20年近く前の話だけど。
高校生のころピザで(ノリで「だるまちゃん」→「だあちゃん」っていうあだ名がついてたくらい)
ニキビも酷くてお洒落なんて全く興味なかった自他共に認める喪女だった。
通ってた予備校が東京の某賑やかな駅の近くにあって、その日も駅から予備校までトコトコ歩いてた。
結構な人ごみのなかだったんだけど、突然20代前半くらいの バカリズムをシュッとした感じの青年に
「すいません、5000円で付き合ってもらえませんか」って声をかけられた。
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- あまりにも唐突かつ意味不明な内容に、「えっ!む!むりです」って答えたら、シュッとしたバカリズムが
「ですよね…」とうなだれて去って行った。
あの感じは絶対にナンパや援交じゃないし…そもそもピザ喪だし…
勧誘や意識調査しては引き下がるの早いし…ていうか5000円ってなに??現金??なんの相場だよ、安いのか?高いのか?
時間にしておよそ30秒くらいの出来事だったけど、まさにぽかーん。
あのお兄さんがどんな目的で声をかけてきたのか今でも気になる。 - 954: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)09:27:39 ID:dfj
- 田舎なら東京へ出てきて一人暮らすシュッとしたバカリズムは、
故郷の母からの再三の 彼女はできたのかい、早く孫を見せてくれという言葉の攻撃に堪え兼ね
先日「いまお付き合いしている人はいる 結婚も間近である」と
不毛な嘘をついてしまった。そんな彼の元に 今週母が尋ねてくるという。
どんなお嬢さんなのかしら、楽しみだわ。そう電話口で嬉しそうにはしゃぐ母の声に罪悪感が募る。
そうだ、母に会わせるほんのひと時だけ、誰かに婚約者の振りをしてもらってその場を凌ごう。
彼は考えた。しかし、これまで誰とも恋愛などしたことのない彼にとっては、
街を行き交う人の中、華やかでそれらしい女性に声をかけることすらもはや困難であった。
そして途方に暮れる彼の目の前を、ダルマのような丸々とした少女>>953が通り過ぎようとしていた。
「あ、この子くらいなら声をかけられそうだ」
- 955: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)09:36:31 ID:KN3
- 好きっw
- 956: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)10:15:23 ID:Jqg
- 短編小説w
- 957: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)12:03:11 ID:RNd
- シュッとしたバカリズムが固有名詞にwww
- 958: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)14:10:35 ID:7SP
- 友達の賭けの対象だったんじゃね?
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